歯科ブログ

貴方は歯に対してどれくらいお金をかけられますか?

従来の日本人は虫歯になる可能性が低くなりました。
しかし、その代わりに歯周病や歯ぎしりなどの力によって、歯を失ってしまう事が多くなりました。
では、抜いたり、失った歯は今後どうなるか?
今回はインプラントに着目して話をしていきます。

 

インプラントとは

まず、インプラントとはなくなった歯の骨にインプラント体(ネジ)を埋め込み上部構造(人工の歯)を装着して噛み合わせを回復させる治療方法です。
メリットとしては失ったはを再生させることが可能となり、骨にネジを埋め込む外科処置を行うため、従来の治療方法の入れ歯のように違和感や着脱は無い事、ブリッジのように天然の歯を多く削ることもないです。
また天然の歯のように審美性も優れています。
しかしデメリットとしては骨とインプラント体がくっつくまでに時間がかかることが1つ。
お体のお薬を服用している人には使用できないこともあります。

インプラントの治療の流れは?

まずインプラントのネジを打つ前に3次元的なレントゲン(CT)を撮影し、骨の状態を確認します。
これにより骨の状態によって骨の厚みが分かり骨が薄かったり柔らかいと骨を回復する為に骨補填剤を入れたり、最悪オペが行うことができないと判断することもあります。
その後問題がなければ口腔内のスキャニングを行いインプラントオペに必要な患者さんに合ったお口のガイドを作成します。
そこからインプラントオペの日程を決めます。
インプラントオペは実際に2回に分けて行います。
スキャンしたお口のデータを業者に送り、そこから患者さんのガイドが完成すると、次回はインプラントオペになります。
一次オペでは骨に麻酔をしてガイドを使ってネジを埋め込みます。
大体治療時間は2、3時間(症例によって長くなることもあります)です。
無事インプラント体を埋め込めたら、そこで終了の場合もありますが全歯に近い歯であれば仮の歯をつけることで審美面を回復することができます。
ここまでで一次オペは終了です。
骨とインプラント体がくっつくのに3ヶ月から6ヶ月経過観察します。
くっつくまでの間は硬い物等外部刺激を加えてしまうと、インプラントと骨のくっつきが悪くなる為、この期間は注意が必要です。
インプラントと骨が無事くっつくと、次はインプラントの上につける被せ物の型取りを行い、出来上がった被せ物をセットして完成となります。

当院では、インプラントオペ時に傷口を最低限で行うため、術後の腫れや痛みを最小限に抑える事ができるので、歯医者が苦手だったり、痛みが怖い方は気軽にお声がけ下さい。

東村山市の歯科・歯医者は かわせ歯科