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脳卒中について vol.2

訪内治療の現場ではもちろんのこと、治療室で可能な摂食機能検査を3つ触れたいと思います。


  1. オーラルディアドコモネシス
    口腔機能の巧緻性を評価します。
    『パ』『タ』『カ』『ラ』をそれぞれ発音してもらい、10秒間に言える回数を数えます。
    パは口唇閉鎖機能。
    『タ』『カ』『ラ』は食塊の送り込み動作と関連します。

  2. 反復唾液嚥下テスト
    自分の唾液を飲み込んでもらうようにして行います。
    30秒間に何回できるか、のどぼとけに指をあてて、回数を数えます。
    30秒に2回以下だと嚥下障害の疑いありとします。

  3. ブローイング
    ストローでコップの水の中に空気をふきこみ、ブクブクできる持続時間をはかります。
    口腔、咽喉頭を含めた上体の総合評価をします。

次に、臨床の現場で行われている間接訓練について触れてみたいと思います。
間接訓練には次のようなものがあります。

  • 脱感作療法(異常感覚の除去)
  • 頸部可動域訓練
  • 胸部可動域訓練
  • 口唇訓練・頬訓練
  • 口唇閉鎖訓練
  • 構音訓練
  • 咀しゃく訓練
  • 舌訓練
  • 舌抵抗訓練
  • ブローイング訓練
  • 呼吸訓練
  • えん下促通訓練
  • 声門閉鎖訓練
  • 頭部挙上訓練

たくさんの訓練方法がありますね。
次回は上記の各訓練方法の詳しい説明を行いたいと思います。

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2016年7月24日(日)
日本大学歯学部で、植田耕一郎先生のセミナを受けてきました。
内容は摂食嚥下リハビリテーションについてです。
講義の中で、話をされた脳卒中について、触れていたいと思います。

食嚥下のステージには、下記5つのステージがあります。

  1. 先行期
  2. 咀嚼期
  3. 口腔期
  4. 咽頭期
  5. 食道期

脳卒中にかかった患者さんのうち、咀嚼期、口腔期の障害をもった患者さんの割合は約3割との事でした。
主な訴えをあげると、下記のような訴えをされるそうです。

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